心臓の主な病気一覧
- 房室ブロック(ばうしつぶろっく)/
- 心房の興奮が心室へ伝達されにくい状態を房室ブロックとよびます。もっとも程度が軽いものを第一度ブロック、もっとも程度が重いものを第三度ブロックとよびます。
- 発作性頻拍症(ほっさせいひんばくしょう)/
- 期外収縮が連続的に発生して、正規の心臓のリズムにとってかわった状態を頻拍症とよびます。突如として心拍が毎分140以上にふえるためにに、ほとんどの人が自覚症状として動悸を訴えます。
- 心房細動、心房粗動(しんぼうさいどう しんぼうそどう)/
- 心房細動は脈のリズムがまったく不規則なのが特徴で、これを絶対性不整脈と名づけます。心房粗動では、脈の乱れを示さない場合もあります。
- 期外収縮(きがいしゅうしゅく)/
- 正規の心臓リズムの間をぬってはいりこんだ異常な心臓の興奮を期外収縮とよびます。期外収縮による自覚症状は感じる人と感じない人とがあります。
- バルサルバ洞動脈瘤破裂(とうどうみゃくりゅうはれつ)/
- 大動脈壁と大動脈弁によって形成された洞状の部分をバルサルバ洞といいます。この部分の組織が先天的に弱いと、大動脈の高い血圧にたえきれず、徐々に膨降して動脈瘤をつくります。
- エプスタイン病/
- この病気は、三尖弁を構成する三つの弁尖のうち二つが正常の位置でなく、右心室側に付着し、右心房が大きく右心室が小さくなった奇形です。
- 心室中隔欠損症(しんしつちゅうかくけっそんしょう)/
- 左心室と右心室との隔壁に欠損孔のあいた病気で、先天性の心臓病のなかでもっとも多いものです。心臓に強大な雑音がきかれながら、心電図や]線検査で異常はなく、自覚症状もまったくないという軽症なものがあります。重症になると手術をしても効果は思ったほど期待できないようです。
- 心内膜炎(しんないまくえん)/
- 人工流産、心臓手術、前立腺摘出術などのときに、急性に高熱とともに発生する場合と、抜歯、扁桃摘出をしたとき、あるいはまったく感染源が不明のまま、亜急件に発生する場合とあります。
- 心膜炎(しんまくえん)/
- 胸痛は急性心膜炎に必ずおこる症状です。結核性の場合は慢性に経過するため、胸痛を訴えないこともあります。この痛みは、深呼吸をしたときや背臥位をとったときに強くなり、立位や前かがみ姿勢では、らくになります。
- 肺性心(はいせいしん)/
- 慢性肺性心は、呼吸困難と右心不全徴侯を呈します。弁膜症や先天性心奇形がないことが、診断の手がかりとなります。急性肺性心は、呼吸困難、発熱、頻脈、発汗という症状が心臓病のある患者に突然現われたり、理由が不明なのに心不全が悪化したりすることが診断の手がかりとなります。
- 心筋梗塞/
- 突然、激しい胸痛、または胸が締めつけられるような感じ(胸部絞振感)が起こり、15分以上数10分から数時間にわたって続き、死への恐怖感、不安感をともない、冷汗、嘔気も起こることが多いです。
- 狭 心 症/
- 狭心症は、心臓の筋肉に充分な酸素と養分が行きわたらなくなった時に生ずる前胸部の胸骨の奥にしめつけられるような、息がつまるような、胸がやけるような、重圧感、または胸痛が起こることをいいます。
- 不 整 脈/
- 不整脈には心配のないものから要注意の不整脈まで種々存在します。あまり心配する必要のない不整脈は、とくに器質的な心疾患がない場合に起こりやすく、洞性不整脈、洞性徐脈、洞性頻脈、心房性および心室性期外収縮、第1度房室ブロック、発作性心房性頻拍、完全右脚ブロックなどです。
- 心 筋 症/
- 症状は動悸、呼吸困難、胸部圧迫感、不整脈などが起こります。肥大型心筋症は心筋の異常な肥厚を特徴とします。心臓の壁が厚くなり伸展性が悪くなり、心室の拡張障害を引き起こすのです。
- 心内膜炎/
- 正常な人も発症することはありますが、心臓弁膜症や、先天性心血管奇形のある人に起こることが多い病気です。風邪、抜歯、分娩、手術などが原因となります。
- 心臓弁膜症/
- 僧帽弁閉鎖不全症はリウマチ熟の後遺症として起こります。また、大動脈弁閉鎖不全症僧帽弁閉鎖不全よりも頻度は低いですが急激な増悪がみられることがあります。
- 先天性心疾患/
- 先天性心疾患はいわゆる心臓奇形である。その頻度は出生1000人に対し、6〜8人といわれており、成長過程で自然に治癒するもの、あるいは学齢期以前に死亡するものもあり、小学校入学時には0.32〜0.45%に減少します。